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糖質を食べても痩せられる ダイエットの新常識
新常識(1)
「飢餓に備えろスイッチ」をオフにする食生活を送る
■飢餓に備える仕組みがダイエット失敗の原因に
人の身体には、飢餓状態になると、脂肪を蓄えようとする仕組みが備わっています。
痩せたいからと極端に糖質を抑え、糖質不足の状態が何ヶ月も続くと、脳が飢餓状態だと判断する。
すると、飢餓に備えるためのスイッチがオンになり、体脂肪を溜めようとするのです。この状態になると、カロリーを減らしても脂肪が使われ難くなり、体脂肪がかえって増えるという逆効果になります。
その結果、適正体重でも体脂肪率が高い状態、いわゆる「隠れ肥満」になってしまうことがあるのです。
このスイッチがオンになると、身体全体の消費エネルギーを節約するために、身体を活動的にする役割を持つ交感神経の働きが低下します。すると目覚めが悪くなったり、冷え性、低体温、低血圧などの体調不良を引き起こします。
さらに、脂肪の代わりに筋肉や内臓のたんぱく質が分解され、エネルギーに使われてしまいます。
こんな事態を防ぐためには、糖質を不足させないようにして、「飢餓に備えろスイッチ」をオフにしておくことがポイントです。
新常識(2)
極端な糖質カットはやめ、糖質を適切に食べて痩せる
■糖質をダイエットの敵から味方にチェンジ
失敗ダイエットを招く身体のスイッチをオンにしないためには、1日3回の食事で、糖質をきちんと補給することが基本。
たとえば、1日1200キロカロリーに制限するダイエットをするとします。
これは、女性にとって最も厳しいレベルのダイエットですが、それでも毎食ご飯ならこども茶碗に1杯(80g)、パンなら8枚切りを1枚は食べられます。これら主食の糖質に、おかずや調味料、果実に含まれる糖質を合せて、摂取カロリーのおよそ60%を糖質で摂るようにします。
■たっぷりの食物繊維と一緒に摂るのもコツ
糖質の摂りかたも重要です。
たとえば菓子パンだけ、おにぎりや麺類だけといった糖質オンリーの食事では、糖の吸収が速いため、血糖値が急に上がってすぐ下がり、飢餓状態と感じやすいのです。
これを防ぐには、野菜やきのこ、海藻をいっしょにたっぷり食べます。豊富な食物繊維が血糖の上昇を緩やかにすることで、スイッチがオンになることを防ぎます。
低カロリーダイエットの落とし穴
糖質不足では脳の集中力も低下!
糖質は、脳の働きをよくするためにも大切です。脳はほぼ糖だけをエネルギー源にしているので、糖質が不足すると、思考力が衰えたり、集中力が続かないなど脳の働きに悪影響がおよびます。
脳のエネルギー不足に特に気をつけたいのは、ふだん朝食を食べない人です。なぜなら午前中はつねに糖質不足に陥っている恐れがあるからです。
ダイエットのためにも、1日を生き生きとスタートするためにも、朝食をきちんと食べ、1日3食で必要最低限の糖質を摂ります。
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